農業は経験とアイデア 7/31


稲もそこそこ大きくなり、もう、あめんぼう号では

除草が出来ないので

毎年、あれやこれやと想像と創造で新兵器を考えて

除草してます。

いちから考えるには時間がいくらあっても足りないので

市販されているものを組み合わせて作ります。

そして、勝手に命名してます

その名は「ラチスライダー」「埒スライダー」

らちとは、稲と稲との間の植わっていない部分

そこを滑らしながら除草する道具

市販されてるもので、「中干しの達人」というものがあります

この道具を使って、違う刃を着けます

その刃の名前は「ブレードレスロータリーブレード」という

また、変わった草刈用の刃

この刃のほうが上手くいく理由があるんです。

まずは、アイガモンという除草具を取り外して

ラチスライダーをセットします

これはもともと、背負うタイプの草刈機です

頑張って、あめんぼう号で除草していても、

取りきれない部分が、すごいことになってます

これを、できるだけキレイに労力を軽減して除草するために

考案した道具

中干しの達人は押しながら除草するんですが、

押すのはなかなか重労働、稲を刈ってしまったり、

刃が土の中に沈んでしまったり

でも、ブレードレスロータリーブレードという刃なら、

バックしながら、引きずる感じでキレイに除草できると見て

今日を迎えました

大変な作業でも、ワクワクすれば、少しは楽しいもんです

でも、いつも期待通りにいくわけではなく、

期待が外れたら、疲れは倍増してしまいます

ま、そんなもんなんですが、その結果は

お~

なかなかええや~ん

楽しくなりま~す

楽しみながら、作業してたんですが

とんでもないことが起こってました

イナゴの襲来です

周りの田んぼは無農薬じゃないので、この時期になると

虫除けよ消毒をします

そしたら、消毒をしない無農薬の田んぼにイナゴが集まってくるんです

そして、稲を食い荒らします

葉っぱがなくなってたり、折れてたり

イナゴはまだ小さいので黄色

大群です

このままではヤバいです

除草は一旦切り上げて、イナゴ対策に変更

害虫防除のために作っておいたトウガラシ液と木酢液

これは、枝豆の時に使うつもりで作っておいたもの

これを、タンクに入れ100倍に希釈

家の前の水路から汲み上げて

いざ、田んぼへ

今日はまず、200リッター分だけ、稲の葉っぱに散布

残りの田んぼは明後日やります

明日は北千里産地直送市なので、今日は切り上げ。

明日の出店情報は後ほどお伝えします

やはり田んぼは中に入ってみないとわからないことが大いです

アイデアで道具を作って、ワクワクしながら田んぼに入る

そんな、田んぼとの関わり、続けて行きますよ

無能だから、作業量も、とっても多いので。

...朽木まるきゅう ...「黒米大福」を育てるHP

お米とお菓子を作っています。 未来に残る食べ物を求めて日々研究。 このHPを学校兼研究所に見立てて、 日々の学びや研究を記録しています。